川での「ガサガサ」が許可なく可能に
東京都内水面漁業調整規則が令和6年4月1日付で改訂され、従来は都内の河川で禁止されていた、たも網などを利用したいわゆる「ガサガサ(水辺の水生生物を、タモ網ですくって捕まえること)」と呼ばれる漁法が規制対象外となり、水辺の楽校などの観察会でのガサガサを行う場合に特別採捕許可が必要なくなりました。
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/nourin/suisan/yuugyo/yuugyorec/oshiamikaisei
今までは、たも網(規則上は押し網と記載)が禁止漁法であったため、多摩川などでちょっとした採取もやりにくかったのですが、これからは気軽に水生生物の採取観察ができそうです。
許可なく可能になったとはいえ、観察会を実施する場合は、資源保護のため、採捕した魚を観察後に再放流が必要です(特定外来生物を除く)。もちろん、規則で規定しているアユ、ヤマメ、カジカ、ニジマス、コイ、ウナギ、シジミなどの漁業対象種については採捕の禁止期間、採取してはいけない全長等の制限などを厳守しなければなりません。
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